自分の通帳の預金残高がないことを誰にもいえない

私は、パチスロが大好きです。というか完全な依存症みたいで、週に5日以上は、パチンコ屋さんにはいらないとなんか落ち着きません。毎日は、仕事帰りにパチンコ屋さんに行くことで、1日が終わるという過ごし方を繰り返しています。



これまで、パチスロを擦って26年となりました。勝ったり負けたりしてきましたが、しっかりと専門誌を読んで、立ち回りをしているおかげもあって、毎年勝てる年は30万円ほどのプラス、負けても15万円程度のマイナスと、こづかいの範囲で遊んできました。



ところが、今年の4月から、突然勝てなくなってしまいました。長らく続く不況で、パチンコパチスロ人口は20年間で3,000万人から970万人に減ったということは知っていましたが、ここまで一斉に出さなくなる年はなかったと思います。



その理由を探ると、今年4月からどうやら消費税アップと等価交換原則廃止が原因のようです。消費税5%時代は、パチンコ屋さんは消費税を負担していたそうですが、さすがに8%ともなると負担しきれなくなって、その分を客側に求めるようになりました。また、監督官庁から等価交換は射幸心をそそるという理由で、等価交換を原則禁止にしました。



その結果は、客への負担増加です。客にとってはたまったものではありません。消費税8%分を参加料からとられ、さらに等価交換原則禁止では、一気に10数%分のテラ銭をとられることと同じです。



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予想は諸に当たりました。私のいきつけのパチンコ屋さんは、どの店も客が激減してしまいました。いるのは私を含めた常連さんばかりです。そんな状況ではパチンコ屋さんも出そうとはしません。



そのことに気がつくのがあまりにも遅かったです。いつもの感じで通えば通うほど、負ける繰り返しで、とうとう70万円を超えるボロ負けを喫しました。



私は給料はすべて家計に入れ、家内からこづかいをもらっている身分で、自分の通帳を少しずつ増やしていたのですが、とうとう残高が空っぽになってしまいました。



もうこれから打つお金がありません。なくとも行きたくなるのが依存症です。



打つお金がなくて本当に困っています。頭の中には、日増しに消費者金融から借りることばかりを考えています。