持つべきものは友人と家業に限りますね
公務員になるために浪人生活を送っていたのですが、親からは怒られて家を追い出され、友人のアパートに居候になって暮らしている有様でした。予備校に通いながらアルバイトをして、友人に迷惑をかけないようにお金を入れていましたが、予備校の学費も出さないといけないので、非常に財布の中身が厳しい時代がありました。
本当にお金が無くなって、1週間無一文、冷蔵庫には何もないというありさまに陥ったとき、友人が助けてくれたのはありがたかったです。友人は配送業の正社員をしていて、食品の配送をしていたことから、懇意になった業者さんから余った食品をいただくことがあって、私の分までもらってきてくれたのは本当に嬉しかったです。
借金の減らし方
でも、友人は私の実家であるスーパーにも配送に出向いていたようで、状況を知った私の親父が、余ってもいない食品を友人を通じて私にくれたのは、本当にありがたかったです。親の愛情を感じることもできたことは、本当にありがたく思っています。
学生時代の思い出
学生時代は親からの仕送りとバイト代で生活していました。大学3年生の頃、初めての彼氏が出来、デートの時は可愛い洋服を着たさに、靴から鞄までブランドものを買いあさりました。もちろん仕送りはすぐに底をつきバイトの給料日まで、数百円というなんとも惨めな生活を送ることに。
当時の食事は毎日食パンにマヨネーズをかけて食べていました。当時はデート代も割り勘だったので、お金のない私はどうしようかと悩んだあげく、最寄り駅のさびれたスナックでアルバイトを始めることにしました。
面接の時にママに日払い希望をお願いして、日給5000円を仕事帰りにもらっていました。
忘れたい過去
その5000円を持って、翌日はデートにという暮らしが数ヶ月続いて、彼氏と別れ同時にアルバイトも辞めました。それからは、ブランドものには興味を失い、今は節約専業主婦に。
当時の彼もアルバイトの事も記憶に薄いのですが、何故だかスナックのカラオケで歌った曲は今でも鮮明に覚えています。